生スティグレール見てきた

昨日、東大であったシンポジウムにスティグレールさんが来るということで、参加してきました。
5時間という長丁場ながら、密度の高い内容でなかなか消化しきれていないです。

スティグレールさんは情熱的な方で、5時間でも足りないという雰囲気。「象徴の貧困」に何度も触れていて、かなりの危機感を持っている事が伝わって来ました。

私は残念ながらフランス語は分からないので、同時通訳経由でなのですが。

一部意味が良く分からなかったり、カタカナで逃げていたけど、あれだけわけの分からない内容をリアルタイムで翻訳するのは大変だったろうなあ。
ただデュシャンの「泉」だけは「泉」と言ってほしかった。

スティグレールさんも情熱的に「便器」と語っているのは、ものすごく変な光景というか。

年末年始で、ある程度この事を消化出来るかな。時間をかけて消化しないとですね。